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怪獣マリンコング
●放映:1960(昭和35)年4月3日より、フジテレビ系、毎週日曜9時〜9時30分 第1部『怪獣マリンコング』・第2部『マリンコングの大逆襲』全26回
●脚本: 越田委寿美、柳川創造 ●監督:柳瀬観、志村敏夫、飯塚芳郎
●出演:太田博之、七浦弘子、花咲一平、他 ●製作:ニッサンプロ(エヌ・エム・シー)
(資料引用文献:『すばらしき特撮映像の世界』/朝日ソノラマより)


特撮を売り物にしたテレビ映画としては、最初の作品です。
貧窮する制作費からぬいぐるみは、当初は頭部だけ製作され、第一話のマリンコングが海から出現するシーンは川で頭だけを使って撮影されたそうです。
また、逃げまどう群衆は、通行人を使ったとのこと。
放映も、最初はフジテレビの東京単発でしたが、同局の人気番組『アニーよ銃をとれ』を上回る27%という高視聴率を上げました。
結果、26局で放映され、東京5回、名古屋、大阪で3回再放送されました。
マリンコングが、実は無線で操縦された人工動物との設定もユニークでした。

解説・資料提供:MARINEさん

コング1号は、途中からマイナーチェンジ

1号は、夜間設定ですと、けっこう照明のせいで怖く見えるのですが、昼間だともうダメ(愛らしい)でした。
といっても、これは現在からみた話で、当時少年だった筆者には、昼だろうが夜だろうが怖くてしょうがなかったのです。


着ぐるみの制作が、劇団プークという人形劇団によるもので、察するに普段児童向け人形のノウハウしかなかったのでありましょう。
スタッフも、気になったのか1号の後半では頭部に少々手を加え、眼孔と牙を修正してました。
コング2号では、1号の失敗(?)に懲りて、頭部は全面リニューアル(?)
眼孔鋭く、精悍な“顔つき”とはなりました。


ところで、1号2号という呼称ですが、劇中では、そんな呼び方ではなく、2号にあたる方を、その発明者H・ローガン氏は「新しいマリンコング」とだけ呼んでましたっけ。
1号2号というのは、あくまで解説上の便宜によるものです。
「アタラシ、マリンコングは、前のコングの3倍の威力があります」ってことなんだけど、どうやって、3倍の威力があるように見せたかというと、家屋をコングが破壊する時に、ただ
物理的に壊すのではなく、押しつぶしたとたん建物が爆発するようにしたのでした。
もちろん、火薬を仕込んで、1号のコングより、強力であるさまを工夫したようです。
2号の登場する『マリンコングの大逆襲』のオープニングは迫力があった…。
コングが、こちらを振り向く場面なぞ、私なんか怖くていつも目をつぶったものでした(情けないぞ)


1号は口から煙幕を吐いて、テレポート(瞬間移動)できる機能があった。
いつ、何処から出てくるかわからない不気味なコングである。
コングをあやつる悪の組織Z団団長、松岡も、後の「ウルトラマン」に登場するフラッシュビームに似たシリンダー上の携帯電送器を所持していた。
今考えると、これは、発煙筒だったのかもしれない。
何しろ煙がもくもく出るんだもの。
コングにしろ、松岡にしろ、この煙幕で姿が包み込まれたのち消滅する(テレポートされる)
2号にはこれが無い。
しかし、そのかわり、2号は1号より「3倍も強力」なのだから、口から火炎を吐いて辺りを焼き尽くす恐るべき機能、と行きたいところだが、予算も技術もない独立プロの悲しさで実際の焼夷能力は、ない。
本来ならゴジラ宜しく火炎放射といきたいのだろうが―(これが当時テレビ界にも進出していた東映か大映の制作であったなら、きっとゴジラ並(?)の合成を行っていたことでしょう)―当時、縁日の夜店で見かけたカーバイト・ランプのようなちろちろと燃えるまあ威嚇用なので
しょうね。


1号の操縦装置は、据え置きタイプの大変馬鹿でかいものですが、2号では、トランクに収まるくらいにコンパクトな携帯式操縦器になっており、しかも操縦電波が、テレビ電波と連動しているというべきなのか、任意のテレビ受像機に、コングの映像を送信できる優れものでした。


『マリンコングの大逆襲』には、日活の肉体派女優であった筑波久子さんが出演しています。コングを倒す新兵器アルファ光線を完成させる科学者とくれない天使の二役でした。
(筑波さんは、その後米国に帰り、ハリウッドでジェームス・キャメロンやジョー・ダンテを発掘?するプロデューサーとなり、今はエヴァンジェリストとしても活躍しているご様子。
実家は北茨城市。)
未完成のアルファ光線をとりあえず小型化した武器として、「コルト・アルファ」という光線ピストルが出てくるけど、これって今では、「コルト」が商標権に触れるのでないの?
おおらかな時代でした。


物語の展開としては、1号の出る前編「怪獣マリンコング」の方が、後編である「マリンコングの大逆襲」より面白かった。
オープニングの秀逸さは別にして、コング2号の面白いのは、初めの3〜4話くらいだったかと思われます。
前編のロケ地は、湘南、平塚海岸、箱根(?)後編は、伊豆のハトヤホテル、湯河原、伊香保温泉だったか。
後は忘れました。

マリンコングを完全ヴィデオ化(DVD化)してほしい!

マリンコングをリアルタイム(実は再放映以降)で見ていた私。
1日も早く、完全ヴィデオ化(DVD化)してほしい!ものです。
関係各位に働きかけてください。
版権は、トランス・グローバルが持っています。
第2期テレビブームの時に大手邦画会社ならぬ新興独立プロにより制作されたもので
すから、今から見たら噴飯ものでしょうがそこは、致しかたございません。

とにかく、300人くらい希望者が集まれば、オン・デマンド方式でDVDも作ってもらえる時代になりつつあります。
署名を集めて、ソフト制作会社に集中させましょう。
マリンコング完全ヴィデオ化計画スタート!!


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