焼き餃子
焼き餃子
焼き餃子は中国では、本来は水餃子（茹で餃子）の余りを翌日に焼いて食べたものだそうです。
日本では焼き餃子が主流ですが、本場中国ではあまり上品な料理だとは考えられていなかったみたいですね。
満州に戦後取り残された日本兵が中国人から分け与えられて食べさせてもらい、それを持ち帰ったのが始まりだと言われています。
中国では餃子にニンニクは入っていませんが、日本では戦後の豚肉不足から羊肉（マトン）を具材に使用したために臭い消しのためにニンニクが入れられたようです。
焼き餃子といっても初めに水を加えて、上部は半蒸し、途中から蓋を空けて底面は半焼きの調理法になります。
この蒸す時に水に片栗粉や小麦粉を少しいてると底面の皮がパリパリになる羽根餃子（羽根付き餃子）といった料理法もあり日本で焼き餃子は独自の飼料を重ねられていったようです。
現在では、この日本式焼き餃子が中国に逆輸入されて一部で食されているようです。