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建築が病院を健院に変える―変貌するアメリカと日本の現状
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| 分類: | 本
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| 発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 2,100 (消費税込)
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羅針盤となる良書 長期入院をなさり、先日、退院をなさった知人の病床感想。
設計者の配慮の足りなさによって
病院に居るだけでストレスを感じてしまう事。
臨時的措置として入院された病院はあまりに凝った建築で
あったために、そのしわ寄せ(コスト)がダイレクトにふりかかった事。
知人のご意見として「シンプルな作り(建築)でも、
患者にストレスを与えず、かつ機能的なものは作れると思う。」
色々と思いをめぐらし、考えていた時に出会ったのがこの本。
騒々しく混みあったロビー・長い待ち時間
・薬品のにおい・深刻な表情で走り回るスタッフ・・・
こうしたストレスを取り除く努力をしている病院が
世界にはちゃんとある。
という書き出しに引かれ求めました。
第1章:全世界的視野からみた日本の病院像
人口とベッド数の比較に興味を引かれた。
日本=76人/1ベッド
韓国=607人/1ベッド
バングラディシュ=4,545人/1ベッド
アメリカ=171人/1ベッド
平均入院期間
日本=一ヶ月弱
先進国=一週間を切る
日本はベッド数が多いのに、入院期間が長いので
その利点が相殺されているという現実
『騒々しく混みあったロビー・長い待ち時間』
の原因が解き明かされていた。
日本では国民皆保険によって、全国どの病院でも保険証一つで受診できる。
予約があろうがなかろうが、何時でも病院に行きさえすれば、医療を受けられる。
その結果が「三時間待ちの三分診療」
等々、考えねばならぬ大切な事が、宝石のようにちりばめられている。
ただ単に建築家ひとりが読んでもどうなる内容ではない。
しかし、ただやみくもにプランし、デザインするのではなく、
深い問題点を照らしながら、正しい方向性を示してくれる書だと思う。
建築家がオピニオン・リーダーとして
立つべき強さが求められている事を
この書物により示してもらった気がする。
単純に、アイデア頂戴で読むと肩透かしをくらう。
簡潔にまとめてあるので、短時間で読破できる。
後の肉付けは自分が行うべき羅針盤となる良書だと思う。
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