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神と悪魔の投資論―リスクと心理のコントロール
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 92054 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ￥ 1,680 (税込)
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株式投資で負けてばかりいる人にオススメの一冊
基本的な現代ポートフォリオ理論と株式投資で必勝法といわれる損小利大を実現する為の手法を紹介されています。
塩漬け株をつくってばかりで、なかなか勝てないと悩んでいる人には、是非読んでいただきたい一冊だと思います。もう少し、実践的な内容もほしいところですが、負けない為の指南書という位置付けですから仕方ありません。
理論を装った分だけたちが悪いと思う。
期待して読みましたが1600円の価値ないです。理論編はページ数で4分の１で学説のおさらいだけです。実践編も長々とした引用が多く、脱線する話題や余分なたとえや言い換えを削除すれば3分の２程度になると思う。本書の戦略の有効性を例証する（検証ではない）シミュレーションや統計もあるが、評価単位や損益の単位などが表示されず、かなり怪しい。ソニーとソフトバンクのリターン変動の比較をしているが、ソフトバンクは94年からの11年、ソニーは84年から21年という具合。こんな戦略なら個別株式ではなく指数先物ないしオプションそのものを買うべしと突っ込みたくなるが、そこまでいけば日興コーディアルは飯の食い上げなのでいわない。似非理論で釣ってさり気なく宣伝をいれるのは憎い。
納得！
損きりはすばやく，益出しはゆっくり，とはよく言われる格言であるが，効率的市場仮説の考えからは矛盾している．それでは，この格言は迷信に過ぎないのであろうか？
本書は，最近流行の行動ファイナンスの立場から，市場は非効率であるという前提で書かれた本である．非効率性をもたらすのは，人間の心理である．すなわち，損きりはし難く，益出しはすぐにしてしまう心理が，その逆の投資手法の有効性を証明しているというわけだ．
なるほど，納得の一冊．ただし，この心理アノマリーは市場に織り込まれることはないのであろうか？ 『ウォール街のランダムウォーク』での反論が待ち遠しい．
悪くはない、が・・・・
「大儲け」だの「爆騰」だの「１億円」だのといったトンデモご都合本ではなく、リスクの意味やポジジョン管理のあり方、行動ファイナンスについてわかりやすく書かれた内容で、共感できるところは多い。
ただ、例え話はどこかで読んだようなものが多く、特に新しい知見が得られるということはなかった。投資信託をすすめている点も、ＥＴＦならわかるがそうはっきりと記述されていない印象もあり、やや疑問。アクティブ運用する株式投信はコストが割高で長期運用にも向かない点やどういうポートフォリオを組めば、どの程度リスクが低下するのかといった具体的なデータも記述してほしかった（投信でなくても、１０?２０銘柄の等額投資でリスクは相当に低下するはず）。
投資家の心理、行動理論の分析に納得
証券会社の社員の著書ということで、投資家に株式投資の有効性をＰＲする証券会社から見た
内容かと思いきや、読んでみるとその雰囲気を感じさせないものであった。
短期売買（デイトレなど）の非効率性の説明。短期売買も売買を続ける限り、長期投資である。
しかし手数料を多く払う分効率が悪くなるなど説得力がある。
損切りの必要性は、この本を読んでようやく理解できた。プロスペクト理論とディスポジション効果で、
理論的に解りやすく説明されている。
この本のタイトルにもあるリスクという神と心理という悪魔の説明、個人投資家の取るべき
行動指針を言い当てている。
面白い、ためになる。特に含み損を抱える投資家にとっては、今後の投資に活かせる。
東洋経済新報社
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