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日本「半導体」敗戦 (光文社ペーパーバックス)
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| ジャンル: | 本
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| 発送可能時期: | ご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 1,000 (税込)
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日本の製造業におけるガダルカナル激戦紀 すばらしい。この本は日本半導体産業の太平洋戦争史のようだ。85年当時世界シェア80%を獲得できて、なぜ現在10%以下に喘ぎ政府の直接支援まで必要なのか。そこには過剰技術と過剰品質への過度のこだわりと、コスト競争力を無視したビジネスプロセスと事業組織が存在した。DRAMの市場要求が大きく変化する事業環境をセンスし、戦略変更する人材と事業組織を持たない産業は衰退するしかなかったのだ。以上の経過を渦中の研究者・技術者として著者は肌感覚と丁寧なデータで解き明かしてくれる。日本自動車産業の強みとして引き合いに出される、「擦り合わせ理論」も半導体産業での例として以下のように評価。半導体製造技術では「擦り合わせ」が必要であるにもかかわらず、組織はモジュール化して市場を無視した部分最適化を、シェアが下がり続けてもかたくなに各社とも固守し続けた。このパターンは半導体産業だけでなく日本の製造業全般に言えること。6章で一部提言されているが、できれば最終章全体で日本の製造業の技術・コスト競争力優位について著者の見識提言をいただけるとよかったと思う。
はじめて日本半導体業界の実情を正確に分析した本 現在、日本の半導体業界はL社に売却される直前のO社の半導体部門と同様であると思う。
過去の栄光に安住してしまい、本当の自分の実力を見つめていない。漠然として「韓国・台湾メーカには技術では負けていない」と思っている。
この本は、今までの定説を覆し既に技術面にも韓国・台湾メーカに負けていると指摘している。著者は、かつて日立中央研究所で16年間半導体研究を行っており、社会科学者としては珍しくこの分野の技術隅々まで詳しい。従って、文系の著者だちと異なる目で問題点を把握し見事に結論に導いてくれる。
特に半導体メーカの経営者に読んでいただきたい。
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