危篤・臨終

 病院に入院している場合、医師から危篤を告げられたら、まずは本人に近しい人に危篤を知らせます。一般的に危篤を知らせる範囲は、本人の家族、 本人とつながりの深い友人・知人、本人の勤務先などの公的な関係者の順に知らせます。しかし、これは必ず守るべき順ではなく、本人の意思を優先し本人が最も会いたいと思う 人に知らせてあげるのがよいでしょう。

 危篤を知らせる場合は電話で連絡してもかまいません。また電報をうつことも可能です。

 また事前に遺言を用意しておらず、危篤状態の時に本人が遺言を残そうとしている場合は、遺言の内容を口述筆記する必要があります。この場合の遺言は特別方式のうちの 「一般危急時遺言」に相当しており、作成には証人として3名以上の立会人が必要で、3人の証人のうちの一人に遺言の内容を口述筆記してもらいます。

 臨終を迎えたら末期の水をとり、医師に死亡診断書を用意してもらいます。

 臨終を迎えてから通夜や葬儀・告別式などお葬式に関する喪主の仕事が始まります。

ナスカ無料ホームページ無料オンラインストレージ