子犬黒猫好き 北の犬サモエド。 北の犬サモエドとロシア原産のライカ犬。 ライカ犬はソ連の人工衛星に乗って地球を飛び立った始めての動物です。 ライカはソ連の言葉で北方のスピッツの総称です。 だから、サモエドもその中に入っています。 犬種の興味が盛んになった頃からその形状に従って幾つかに分類されるようになりました。 日本の犬が各地の名前で分けて呼ばれるようになったのと同じです。 その中で、シベリア北西に居たサモエドライカが、現在のサモエドになりました。 人食い人種という恐ろしい意味が含まれているようでもあります。 しかしサモエドライカは他のライカとは形状が異なります。 他のライカ犬はハスキーのような体形です。 元々、ハスキーのような犬は狩猟に用いられていたようですが、サモエドライカは橇犬だったようです。 シベリア北西はフィンランドに近く、トナカイの遊牧にも従事していた犬にも近い存在です。 古くは犬の仕事として飼い主の従事する仕事を手伝うという事から、その地の民族に左右されその仕事に向くことが選別対象となり形態が確立してくるのです。 サモエドはネネツ族に飼われていてソリや小型獣の狩猟に従事していた。 その頃のサモエドライカは白一色ではなかった。 イギリスでショードッグが盛んでその為に選別淘汰され白に統一、華麗なショードッグにされた。 元のライカ犬の系統からハスキー、マラミュート、グリーンランド、サモエドの4犬種に分かれていてその中でサモエドが一番家庭犬的性質となっている。 サモエドもかってのソリ犬として育てる人もいるが、ハスキーなどの犬種がソリ犬の適正があるようだ。 アジリティにもトライする事ができるが、微笑を持ったサモエドにはスポーツで頂点に立つことを期待しない方が良いようです。 犬とセラ・フェアへ |
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猫散歩へ 一才グワは盆栽素材としはきわめて有望な樹種である。 クワが盆栽になり、しかも実も付けるとなれぱ人気がでて当然。 盆栽には古くから作られていた一才性のタイプが普通で、品種としてはこの個体が長く作られている。 よく知られた一才グワであるが生産はごく少ない。 園芸品でも地味で実をつけない限り商品価値は低いためか、プロの作る素材はほとんど見られない。 一才性という名前からすると、いくらでも分枝し、小枝もでき傷も巻きやすいという印象だが、面白いことにすべて反対。 つまり素材作りにはまことにやっかいな樹種である。 さすがに小さくともクワの樹で、荒々しい枝をバラバラと伸ばし、先端にだけ新芽を伸ばし、太い枝を切ると巻きにくい。 最後の傷が巻きにくいという点が難所。 畑で走らせても巻かない。 つまり太枝をスパッと切ることは向いていないようである。 したがって挿し木は古枝挿しのような部分を用い、じっくりと作ることが合っている樹である。 葉刈りもできるがあまり良い結果は得られない。 多少小枝が増える程度。 そこで切り込み(1~2年枝か中心)を重ね、新梢に針金をかけて曲付けしていく方法が良いだろう。 細く枝岐れした太幹のクワは素晴しいものだが、年月がかかる。 もしそうした作品を見れぱ作出したくなる樹種なのだが。 寿命のある歴史。 ガーデニングへ 個々の植物種の一つ一つについて、詳綱な温度特性が明らかにされていれぱ良いのであるがそのデータは非常に少ないのですが、自生地の温度条件を理解し、栽培の参考とするのであります。 一方において.植物の白生地の条件は必ずしもその植物にとって最適でなく、仕方なく現状で我慢している場合もあります。 最適の場所は他の植物に優占され圧倒されて生育できず、次善の場所、そこもダメならその次の場所というような状況に追い込まれることもあります。 例えば、ハイマツは平均気温12℃が上限であるか、東京のような7月の平均気温25℃となる所でも屋外の日射に耐えて生育します。 陽樹としてのハイマツはその他の樹木が生えない高所に止むなく育っていると見られます。 しかし同じ高山楓物の中には東京の夏に耐えないものも多いのです。 その原因の一つとして、夏の期間の温度が高山帯と東京では約20℃位の差があり、そのため東京では高山帯にくらべ根の呼吸が4倍以上となるため通常の植え方では空気の地中への拡散が不充分酸欠となり呼吸困難をきたすのです。 そこで東京の夏の高温に耐えられなくなることになります。 このことは亜高山帯、冷温帯植物でもその自生地と栽培地の夜間温度に差がある場合、樹種によっては栽培について考えなけれぱならないのです。 前にソメイヨシノの桜前轢か日平均筑温10℃と高山帯の花時は、日平釣、気温10℃の線の上昇とおおむね一致します。 このことほ秋の紅葉期日が高い所から下降するのと同様です。 お好み |
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