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鉢植日記
大賀ハス
千葉県千葉市検見川の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)のこと。
花見川下流の湿地帯に豊富な草炭が埋蔵されていることに着目し、東京大学検見川厚生農場の一部を借り受け草炭を採掘していた。
丸木舟とハスの果托などが発掘され、「縄文時代の船だまり」であったと推測され落合遺跡と呼ばれた。
地元の小・中学生や一般市民などのボランティアの協力を得てこの遺跡の発掘調査を行った。
そして3粒のハスの実が発掘された。
出土した1粒は育ち、翌年の1952年(昭和27年)7月18日にピンク色の大輪の花を咲かせた。
このニュースは国内外に報道され、「世界最古の花・生命の復活」として博士の名を採って「大賀ハス」と命名されたもの。

鉢植日記のこえ


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これ鉢の木

一才グワは盆栽素材としはきわめて有望な樹種である。
クワが盆栽になり、しかも実も付けるとなれぱ人気がでて当然。
盆栽には古くから作られていた一才性のタイプが普通で、品種としてはこの個体が長く作られている。
よく知られた一才グワであるが生産はごく少ない。
園芸品でも地味で実をつけない限り商品価値は低いためか、プロの作る素材はほとんど見られない。
一才性という名前からすると、いくらでも分枝し、小枝もでき傷も巻きやすいという印象だが、面白いことにすべて反対。
つまり素材作りにはまことにやっかいな樹種である。
さすがに小さくともクワの樹で、荒々しい枝をバラバラと伸ばし、先端にだけ新芽を伸ばし、太い枝を切ると巻きにくい。
最後の傷が巻きにくいという点が難所。
畑で走らせても巻かない。
つまり太枝をスパッと切ることは向いていないようである。
したがって挿し木は古枝挿しのような部分を用い、じっくりと作ることが合っている樹である。
葉刈りもできるがあまり良い結果は得られない。
多少小枝が増える程度。
そこで切り込み(1~2年枝か中心)を重ね、新梢に針金をかけて曲付けしていく方法が良いだろう。
細く枝岐れした太幹のクワは素晴しいものだが、年月がかかる。
もしそうした作品を見れぱ作出したくなる樹種なのだが。
寿命のある歴史。
盆栽の素材は、それぞれの条件の中で、だいたいの基本の作られたものや、挿し木や実生などからかなりの年月をかけて、その間に相当の技術を施して作り上げてゆくのが、普通の方法となっているが、竹の場合は、その方法がまったく異なった一種独特の方法によるものなのである。
その方法としては、春の芽出し前に鞭根を伏せて筍芽を出させ、それを作り上げて行く のであるが、小隈笹や、オロシマなどのようなものであれぱ、根を崩して植えこめぱ、まことに容易であるが、本格的な盆栽として気品、風格のある姫孟宗となると、誰にも作られどこにでもあると言うものではない。
それは、幹となる筍の出る見込みの芽をもった鞭根を掘リとって来て(2月下旬ー3月上旬)、筍から幹となって竹林となる位置を想定して、鉢に根を伏せこむのである。
言ってしまえぱ、そう言うことであるが、実際には容易なことではないと思われる。
はたして、筍は予定通りに出てくれるだろうか、それが仮りに出たとしても、大小長短 の調整や皮の剥す技術(加減)によって伸び方も太り方も変わってくる。
その辺の呼吸は、常入のおよび難い所なのであるが、苦労に苦労を重ね仮に納得の行くものができあがったとして、世間は容易に評価してくれない。
つまり、高価に買い求めてくれる者が、必ずいると言う保証はない。
褒めては貰えるが、金にならぬと言うことで、あまり竹作りに情熱を傾ける人は多くない。
苦心して作ったものの、その寿命は10年くらいとも言われ、他の樹種のように時代がの って気品が出る、と言うものではなく、毎年少しずつは出てくる筍も頼りになる良いものは、周辺部に多く、重要な内部には生えず、次第に形の崩れてゆくことにはいかんともし難い状態である。
以上のように、盆栽の常識とかけ離れた面を多分に持っている。

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