気持ちの定め方
巷に溢れる恋愛本や女磨きの本には興味がないが、
この本は以前ふと手にとって読んで以来、心に残っている。
「どうせ捨てるなら、潔く捨ててほしい」
「みんな、永遠の片想いにいる」
「どんなに好きでも、立ち入ってはいけないことってある」
静かに本質をつく文章。
タイトルは「恋愛のススメ」だけれど、
男と女の恋愛どうこうだけでなく、
自分の気持ちをどう定めていくかを書いているから、
ためになるし、気持ちがいいのだ。
豪快すぎる恋愛人生
「吉田伸子ってこんな(昔は)こんな人だったんだぁ」という驚きで始まりました。恋人がいないと不安でしょうがない、相手を束縛してしまう。ひとりぼっちのイブは惨め。。。というような過去を ゴーカイに笑い飛ばす吉田伸子。 あっぱれとしか言えません。 「ああ・・・そんな時代も(私にも)あったわねぇ」と遠い目で読むもおすすめですが、 本当は、恋愛まっただ中の女性に読んでもらいたい本です。 (ただし、お手本はすこしばかり、いえかなり 強者ですからご用心を)
本の雑誌社
|