?「科学と学習」でお馴染みの学研より発売されている、大人の好奇心に答え、ノスタルジックな気分を味わうことができる「大人の科学」シリーズの第2弾。「電波カー」とは今でいうラジコンカーのことで、19世紀に世界初の大西洋横断無線通信と世界初の商業レベルでの無線通信実用化を成功させたノーベル賞受賞者、マルコーニの開発した「コヒーラ(検波器)」を搭載したものだ。 その仕組みは、送信器の圧電素子が高い電圧を発生、電気火花が飛ぶと同時に電波が発生し、それをコヒーラの中に入ったアルミ玉がキャッチしてスイッチが入るもので、電波の原理を理解するのに最適だ。もちろん、単にスイッチが入るだけでなく走行距離や回転などの角度をつけることも調節が可能である。 キット内容は、木製のボディやタイヤをはじめとする組立部品一式とマニュアルブック。電源には単三電池を使用。今や普通の玩具として人気の高いラジコンカーの原理を、このキットで子どもと一緒に体験してほしい。(三井貴美子)
コヒーラ検波器で電波を検出!
コヒーラ検波器とは本製品の受信に重要な働きをする部品です。現在、携帯電話、ラジオ等で一般に使われているトランジスタ、ダイオードによる検波とは違い、アルミ表面の酸化皮膜が電磁波によって導通する作用を応用したものです。かのタイタニック号の電信機にもマルコーニ社製の火花送信機&コヒーラ検波器を用いた受信機が使用されていたそうです。
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