プロフェッショナル仕事の流儀 (9)



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プロフェッショナル仕事の流儀 (9)
プロフェッショナル仕事の流儀 (9)

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挫折から這い上がることの大切さを教えてくれる1冊

 本書は、NHKの「プロフェッショナル:仕事の流儀」から3人の出演者をピックアップし、出演者の仕事からプロフェッショナルとは何かについてケース・スタディを提示している。
 9巻では、中学校英語教師(田尻悟郎)、脳神経外科医(上山博康)、写真家(上田義彦)の3分野から、第一線で活躍している人物にスポットを当てている。

 本書は、原則として1つの項目を2ページに凝縮している。さらに、項目ごとにQ&A形式を採用しており、項目の最後には出演者の哲学を一言でまとめている。
 加えて、仕事ぶりの紹介、ターニングポイントとなる挫折の経験、そして現在直面している出演者の課題という3点を4?6ページでエッセイ調の文体で記述している。ちなみに、仕事の「道具」も2つ紹介している。
 
 まず、田尻悟郎氏は1人の留学生との出会いで挫折から立ち直り、現在のスタイルを確立した。また、素晴らしい親御さんに恵まれたことも運が良かった。
 次に、上山博康氏は忘れられない手術の失敗と恩師との出会いにより、退路を絶って全身全霊を込めて患者と病に向かっていく姿に感動した。

 最後に、上田義彦氏は広告に向いていないというダメ出しをされ、1度は異なる世界に身を置いた。しかし、再び広告の世界に戻り、高橋義孝の写真で人生が好転した。この時、一度は異なる分野に身を置いたことが芸の肥やしとなり、現在の地位に至ったのではないかと感じた。

 本書に関する基本構成を踏まえた上で、以下で印象に残っている出演者の言葉を紹介する。業界が異なるので求められる要素は異なると思うが、仕事としての基本は変わらないので、読み手の心次第でいくらでも応用できるのではないだろうか?

○プロフェッショナルとは
・「常にいろいろな場面でベストな判断ができる人だと思います。そのベストな判断ができる人は、失敗を繰り返してきて、消去法で答えを見つけられる力がある人だと思います。だから失敗を恐れずにチャレンジをしつづける人」(田尻悟郎)
・「過去から通した生き様で、自分を好きでいられる生き様を貫くこと。それが僕は本当のプロだと思っています。自分を偽らないということですね」(上山博康)
・「自分のできることを最大限に、本当に一生懸命やる人のこと。自分のやるべきことをきちっとやる、最大限に出しきるっていう。それで人に迷惑をかけない」(上田義彦)
まずまずです。

 本書では、中学校英語教師・田尻悟郎、脳神経外科医・上山博康が登場する。
 最初はスパルタ式を徹底したという英語教師の田尻氏を変えたのは、外国人の講師の人の姿。
 医師の上山氏は、患者の立場に立った医療を実践する。その真摯な態度に誠意が伝わってきた。そうなったいきさつには師匠がいて、患者さんの死に直面した時の逃げない姿がある。
 写真家の世界は難しくてわからなかった。
 それぞれの生き様は多くのことを教えてくれる。学べる一冊である。



日本放送出版協会
プロフェッショナル 仕事の流儀〈8〉
プロフェッショナル仕事の流儀 10 (10)
プロフェッショナル 仕事の流儀〈6〉
プロフェッショナル仕事の流儀 12 (12)
プロフェッショナル仕事の流儀 11 (11)







         
         
         
         

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